日本酒のこだわり

Commitment

地産地消 純西尾産にこだわった旨い酒

西尾の米と水を使い、妥協なき職人が造った旨い酒。それが日本酒「Q」と「X」です。

酒造好適米 西尾産「山田錦」

酒米は地元農家の「咲こう農場」で栽培された酒造好適米 西尾産「山田錦」を使用しています。
「山田錦」は酒造好適米の王様と呼ばれ、日本酒好きなら誰もが耳にした事のある旨い酒造りにはかかせない米。「山田錦」で作った日本酒はふくよかで柔らかく、繊細でありながらすっきりとした上品な味わいが特徴です。
食品の安全性を確保するため、地元農家で栽培することによりトレーサビリティーが可能となり、味の保証はもちろん安心して飲める日本酒です。
「山田錦」を西尾市内で栽培するにあたり、節減対象農薬を使用し、化学肥料の窒素成分量を5割以下に抑えた「特別栽培米」として酒米作りをします
西尾市での「山田錦」の栽培は咲こう農場様の新しい取り組み。貴重な知識と技術・チャレンジ精神で美味しい日本酒のための米作りに日々挑戦しています。

仕込み水は上質な三ヶ根の伏流水

水の旨さは酒の旨さ。日本酒の成分の80%を占めている水は日本酒を造るうえで非常に重要です。

水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル量によって決められる「硬度」があり、その硬度によって酒の味は大きく変わります。硬度が高い硬水でできた日本酒はキレがある酒、軟水で造った日本酒はやわらかくまろやかな口あたりの酒になります。

仕込み水は地元幡豆の三ヶ根山から汲み上げたほど良い硬さの軟水。豊かな自然に育まれ、井戸の地下深くから汲み上げた水は清らかで雑味のない、滑らかですっきりとした味わいです。

妥協なき職人魂 酒造り体制のこだわり

「Q」と「X」を造るのは地元西尾市の蔵元、山﨑合資会社様。
山﨑合資会社様は、「尊皇蔵元」という屋号でも知られる、明治36年(1903年)創業の蔵元。100年以上本物の味にこだわり、職人の技を磨き続けています。

特筆すべきは自家精米と手造りの麹。
精米を外部の協力会社にお願いする蔵元が多い中、山﨑合資会社様ではずっと自家精米にこだわっています。それはきれいに精米出来るかどうかがお酒の味をダイレクトに左右するからです。
山﨑合資会社様はわれやすい米を細心の注意を払って丁寧に丁寧に磨き上げ、大吟醸酒「Q」の精米歩合を29%にまで高めることに成功しました。大吟醸を造るうえで目安となる精米歩合が50%ですから、こだわりをもって磨き上げているのがわかります。
そして日本酒のコクや旨味の素となるのは麹。きれいなお酒にするか、コクを出すか…日本酒の方向性は麹によって大きく変わります。
米の出来はその年によって違う。だからこそ麹は手造りです。放冷の調整を手作業で行うことにより、デンプンの量(状態)を最適化しその年の米に合わせた麹を造り上げます。
代々受け継がれてきた杜氏の麹造りの技が存分活かされた麹によって醸されます。

技だけではなく品質管理も徹底。出来上がった酒の過度な発酵を防ぐ為にすべての工程において温度管理を実施しています。数十年前から日本酒業界に先駆けて低温貯蔵出来る倉庫を完備しており限りなく出来たてに近い香り・味わいのまま貯蔵しています。
精米から瓶詰め・貯蔵まで他社に頼らず全て自社で行うところこだわりの強さ。

「Q」と「X」は本物の味を求め続け、妥協なき職人魂がこもった日本酒なのです。

山田錦づくり

咲こう農場

日本酒造り

尊皇蔵元山﨑合資会社